Brand Story
fumi narasakiフミ ナラサキ

テキスタイルデザイナー 楢崎ふみさんによるストールのブランドです。

fumi narasaki のストールに初めて出会ったとき、
その肌ざわりと、きれいな色づかいにときめきました。
デザイナーの楢崎さんがいちばん大切にしていることは「肌ざわり」。

シルクウール、シルクカシミヤ、ウール、オーガニックコットン、シルク麻、
麻(リネン、ラミー)といった天然繊維をていねいに織りあげた生地で
「肌ざわりを大事に」ストールをつくっています。

子どものころからイギリスのファッションや音楽が大好きだった楢崎さんは、
イギリスの名門アートスクール、セント・マーチンズ・カレッジに留学して、
テキスタイルを専攻しました。

当初、ロンドンでファッションを学びたいと考えていたそうですが、
テキスタイルのスタジオを訪ねたときに、ここだ!と思って専攻を決めたそうです。

帰国後、仕事を探そうと思い始めたころに、
以前より大好きだったイッセイミヤケの求人を「偶然」みつけて応募。
企画とテキスタイルを担当しました。

その後、テキスタイルのデザイナーとしてフリーの活動をスタート。
ストールをつくりたいと思ったときに、
現在もおつきあいがつづく山梨の機織り工場と出会います。

「マイペース」とおっしゃる楢崎さんの静かなお話しをお聞きしていて、
いつもいちばんよいタイミングに、自分の理想のものが目の前にあらわれる
というすばらしい偶然がかさなって、
今の fumi narasaki というブランドがつくられているのだと驚きました。

『何か呼び寄せる力』。そんなことを思わせるブランドです。

ロンドンのセント・マーチンズ・カレッジでは、織り、編み、染めといった
テキスタイル全般を学び、その後、織りを専攻して糸を染めるところから取り組み、
イッセイミヤケでは企画チームに所属してテキスタイルを担当。
会社を辞めたあとフリーになるまでの間は、機織り、刺繍、プリントなどの
たくさんのテキスタイルの工場を訪ねました。
新しい機械が入ると1週間泊まり込みでさまざまなものを試作させていただいたり
しながら、テキスタイルへの造詣をさらに深めます。

形を作ったりするよりも素材が好き。布を作ることが好き。
昔からカラフルなもの、透明なものが好き。
完成されているものよりラフな感じが好き。
たくさんの「好き」をかさね、自らを「不器用」と表現される楢崎さんが
丁寧に丁寧にこだわってすこしずつつくるストールは、
一度お使いいただくと、その肌ざわりと、きれいな色づかいのすっかりとりこになる 魅力があふれています。


デザイナー 楢崎 ふみ

岡山県出身。
2001年 Central Saint Martins College of Art & Design 卒業
2004年 株式会社三宅デザイン事務所入社
    A-POC、イッセイミヤケ企画テキスタイル担当
2009年 フリーランス活動開始
2013年 ストールブランド fumi narasaki をスタート

http://www.fuminarasaki.com/

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